送迎会を楽しく便利に活用する方法
焦げ茶色のエプロンユニホームを身につけたアルバイト店員が、忙しく注文料理を運び、きた。
「こちらはお下げしてもよろしいでしようか」とほほ笑みながら客に語りかけ、空いた皿を戻していく。
明るく清潔な店内。
「店はお客ざまのためにある」という精神をモットーに、元気できびきびした従業員の応対。
楽しい会話とくつろぎの雰囲気を、自然に引き出してくれる店「居食屋W」。
おいしく、安く、安全な料理を、タイミングよく、礼儀正しい店員の笑顔とサービスで1つひとつの小さな心遣いが利用客の支持を集め、東京、神奈川、千葉、埼玉など首都圏を中心に店舗拡大を続ける。
「1人でも多くの人が出会い、ふれあえる『豊かで楽しいもう1つの家庭の食卓』を、お客ざまに提供したい」Wフードサービス社長Wが創業当初から掲げる経営目的は、グループが急「相席になってしまい、大変申し訳ございません」フロントに立っていた若い店長が、わびながら中年の夫婦を中央のテーブルに案内して毎年、新入社員に課せられる福祉施設でのボランティア活動や、早朝からの読書研修会。
温かい接客態度は、地道な社員教育の積み重ねの中から生まれてくる。
成長する今も変わらず、社員やアルバイト店員の心の中にしっかり根づいている。
母が作ったほかほかのおいしいコロッケ、有機野菜のサラダ…。
どの家庭の食卓にも普通に並ぶ手料理の味が基本。
冷凍食品は一切使わず、契約栽培した野菜や外洋でゆったり養殖した魚など、安全で季節感のある食材を使う。
「営利を求めることだけを目的とせず、人に優しく、互いの人間性を磨き上げるための環境づくりを進め、飲食業の仕事を通してその一端を担っていきたい」と、W辺は力を込める。
東京・蒲田にあるWフードサービス本社会議室。
年の瀬も迫った1999年12月10日、中途採用社員の会社説明会が開かれた。
集まった若者は皆、緊張した面持ちで会社概要パンフレットに目をやっている。
定刻午後6時、紺のブレザー姿で現れた社長Wは、会場を見渡しながら「今日はいつもより少ないようですね」と、参加者にほほ笑みかけた。
「グループ全体で今年は242億円を売り上げ、29億円の経常利益を上げた。
2000年は300億円を目指し、株式の東証一部上場を実現する」スポーツマンタイプのすらりとした長身。
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